小倅（分家）は親（本卦）にショックを受ける。

　しばらく前に親が還暦を迎えました。
　二人とも同い年なので同時にと言うことで、高級な料亭を予約しまして。
　インターネットで調べただけだったのでどんなところか自分も確認してなかったのですが、いやぁ、本当にああいう料亭ってあるんですね。私は衣食住にあまりお金をかけていない人種の為、ハイソ（死語）な雰囲気に当てられてビクついていました。
　が。

親Ａ「半年振りかな」
親Ｂ「前も結構空いたよね」

　え。
　ワシ、多分これから先（財布の紐的な理由で）１０年は来ないような店なんですが。
　君達、子供に隠れてこげなもの食ってんのか──「ちゃんちゃんこは火車の赤じゃないよな」と素で問おうかと。
　すぐさまバイクで温泉めぐりの旅にでも出ようかと思いましたよ。