登山に行きました。

紅葉狩りとキャンプをしに2泊3日の登山に行きました。
場所は大分県九重連山の坊ガツル(標高1230m)キャンプ場、登山するのは大船山(1786m)です。
以前は鍋とセットのフライパンを使っていたのですが、焦げつかせてしまってから鍋物ばかりになっていたので焼き物にリベンジしたかったのですが、登山やキャンプのフライパンは結構高価で、焦がしても悲しくならないお気楽なフライパンをずっと欲しくて探していました。
なかなか気に入る商品が見つからなかったのですが、ついにダイソーで18cmのフライパンを見つけて購入しました。少しかさ張りますが550円には勝てません。

なので献立も焼き物にしたくて、1日目の昼は、焼きそばとピーマンの肉詰め。夜は炊飯して、ご飯と焼き餃子と餃子入り卵スープ。
2日目の昼は、朝に炊飯したおにぎりと、さつま汁をスープジャーで山頂に持って行き、大船山の火口跡の御池の畔で食べました。
風が強くて、めちゃくちゃ寒くて長居できませんでしたが、湖畔に映る逆さ紅葉を堪能しながらの昼食は、スープも温かくて美味しかったので大正解でした。
夜はハンバーグとお好み焼きの重ね焼きと、さつま汁の予定でした。ですが下山中に事件が起こります。



人の筋肉は支えられる体重が決まっているのかもしれません。
これまで筋肉痛と靴擦れで苦行でしかなかった登山が、体重が軽くなって嘘のように足取り軽く登り降りできてしまったのです。なのでペースが上がっていたのかもしれません。
大船山から坊がつるキャンプ場へ下山中に、大きな岩がある場所で滑って転倒しひたいを打ち裂傷し、しばらく動けなくなりました。
その後ゆっくりテント場まで下山しましたが、一緒に登山した仲間が救急車を呼んでくれて、救急車を待つ間、胸から今まで聞いたことのない音が聞こえてきて、次第に血の気が引いていき、否応なしに不安になりました。
救急搬送され、精密検査を受けて、運よく大事には至らなかったことが分かりほっとしました。
検査の結果、肋骨が折れて気胸になっており、頭部も後の内出血もあるそうで、その日は入院することになりました。
翌日は同僚の方が送迎してくださって、20Kgのザックも玄関先まで運んでくれてとても助かりました。
一緒に登山した仲間に大感謝です。いずれご飯奢ります。
保険に入っていたお陰で治療費も助けられました。
登山は転倒や滑落し救助や捜索が必要になると、数十万円~数百万円かかることがあるそうです。
皆さんも滅多に起きないけど、起きてしまったら相当な費用がかかってしまうようなリスクには、保険に入って備えましょう。今回の教訓でした。
入院食や不安と緊張の反動で甘いものや美味しいものを食べたくて、帰りのSAで大分豊後牛ハンバーグを食べ、アップルパイや単品のお土産を沢山買い込んで、キャラメルカフェラテのお供にして暴飲暴食して帰りました。
肋骨骨折って何しても痛いんですね。しばらく寝ても痛くて睡眠不足でしたが、翌々週には同僚と福岡県宗像市の湯川山にハイキングに行きました。懲りませんね。
ハイキングと聞いていたのですが、急こう配が続く結構な山でした。パノラマ展望所からの景色は絶景でした。




