正解は分かりません
ある感情を伝えるときに、その場の雰囲気/伝え方が大事ってこと、あると思います。
当たり前ですが
・怒りという感情を相手に伝達したい場合は、声のトーンを荒げて言う
(真逆に、押し殺したトーンで伝えることもありますが)など、自分の感情を表現する為に
相手に効果的(と思われる)伝達をしていることでしょう。
私自身も例にもれず、同じように感情を表現していましたが、
十数年前読んだある本の一節に感銘を受けて、少しばかり考え方が変わりました。
そこにはこう書かれてありました。
「本当に悲しいことは、さらっと話すべきだよ。悲しいのは分かってるんだから」
その本は、自己啓発的なモノでもなく、ビジネス書でもない、いわゆる普通の小説でしたが、
私の胸にズシンと響きました。
また同時に、これまで感情の押し売りをしていたのではないか?相手の感情を理解してなかったのではないか?と、
少しばかりの恥ずかしさも感じました。
もちろん、それが全てではなく、ケースバイケースだとも思うので、正解は分かりません。
が、感情制御における自分への抑止剤として捉えていければ
また一ついい歳を迎えることができるかなー、と誕生月を迎え考える毎日です。