おいさん・おばさん登山隊

数年前、出身高校の同窓会総会の当番というのが回ってきまして、その時再会した高校の同級生のおいさん,おばさんたちと、毎年山に登っています。きっかけは、毎年夏に山に登っている同級生が『今年は富士山に登る』という話から、俺らも登りたいと話が広がったことでした。でも、すぐには無理なんで今年は経験を積んで来年登ろうという話になり、その年は阿蘇,九重その他の山に登って、次の年に総勢15名ほどで、富士山に登りました。朝一で小倉から新幹線に乗り、5合目を昼過ぎに登り始め18時ごろ七合五勺の山小屋に到着。夕食(レトルトのカレー)後、19時過ぎから仮眠して23時ごろ御来光を目指して出発でしたが、夕食時に差し入れのウイスキーを飲みすぎ、さらには暑くて眠れず(布団1枚に二人で寝る)、最後までほとんど酒の残った状態で登りましたので、ヘロヘロで御来光にも間に合いませんでした。でも途中ですごくきれいな影富士が見えました。その時は高山病かとも思っていたのですが、よくよく考えるとあれは完璧酔っ払いですね。

その後もその連中との登山は続いており、だいたい二か月に一度くらいのペースの近場の山の登山&温泉のほか、一昨年は白馬,残念ながら自分は参加できませんでしたが昨年は屋久島に登っています。白馬の山小屋は良かった。食事もすごく豪華でしたし、下界とほとんど変わらない値段で生ビールもありました。ちなみに富士山は350mlの缶ビールが600円くらいしたと思います。次の日、下山途中は大雨でひどい目にあいましたが、後で話せばこれも楽しい思い出です。

ただ、いつも登山プランを立てていた同級生(通称・隊長)が、仕事が忙しくなって山登りに行く暇がなくなったとかで、今年はまったくお誘いがありません。他の同級生が何度か計画を立てたのですが、いずれもお流れ。やはり隊長が計画せんといけんという話になってます。8月に同窓会で会った時、11月に四国の石鎚山(西日本最高峰1982m)に登ろうという話で盛り上がったんですが、その後連絡がなく、どうなることやら・・・

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