紅葉が綺麗ですね

登山に行きました。

坊ガツルでのキャンプも兼ねての登山です。
テント泊のキャンプ道具も入ったザックを背負って坊ガツルまで登って、坊ガツルに着いたらテントを張って昼食を食べてからの出発です。

登ったのは、大分県くじゅう連山の大船山(たいせんざん)、標高1786m、北緯33度05分42秒、東経131度16分50秒。

大船山の山頂からちょっと下りた所に御池(おいけ)と呼ばれる小さな火口湖があり、湖面に写り込む紅葉はここまで登った人にしか見る事ができないと思うと感慨深い面持ちに。もちろんご褒美のような絶景でした。

まあ普段の生活が運動と無縁なのは言わずもがな、重いザックを背負って坊ガツル(標高1230m、北緯33度06分、東経131度15分)まで登ってからの大船山の登山なので、足が悲鳴を上げたり、口が愚痴を上げたり、心が嘆声を上げたりと御池の直前まではメンドクサイヤツだったのは間違いありませんが。

昔は、登山なんて苦行でしかないもの1mmもやる気なんてなかったのに、何の心境の変化なのか自分でも謎。

でも苦行の登山を終えて山を下りてからのキャンプは楽しいです。
夕ご飯は何故か奮発した100 g 900円の牛肉で、すき焼きです。
明かりの灯るテントと山の紅葉と沈みかけ夕日と群青色の星空。絶景のバフで何でも美味しく感じそうなシチュエーションで、高価なお肉でなくても良かったかなと思いながら食べるすき焼きに、やっぱり上手いは正義!と独り言つ。

重い思いして背負って来たキャンプ道具でしたが、夜から朝にかけては酷く寒かったらしく、テント内の足元で水蒸気が凍ってできた氷を見たときは、ぬくぬくの幸せはキャンプをいい思い出に色づけるには必要だったなとひとり首を降る。

しかし、やっぱり色々苦行でした。それでもまだ続けるようです。
でも登山を他の人には勧められないなと結論付けて締めくくりとします。

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