VRで感じる疑似的感覚

こんにちは。
Facebook社が社名を”Meta”に変えたことで「メタバース」という言葉が有名になりましたね。
そこで、仮想世界に関連して、VRと脳の錯覚について書きました。

現実で、何か物が眼前を横切ったときに、脳が「ゾワッ」とするような感覚を感じますよね。

VR空間上で物が眼前を横切っても、脳は「ゾワッ」とするんです。
実際はただの映像なのに、です。不思議ですよね。

また、VR空間内で体の部位を触られると、
実際に触られているように感じるといったこともあります。
一例として、VR空間上で頭や顔を撫でられたりすると脳が「ゾワゾワ」とする人は結構いるようです。
私もその一人です。

体のある部位を触られているときに、視覚情報から「あ、今触られてる」と脳が錯覚するのです。
これはよく「VR感覚」と呼ばれます。

人によっては、痛み、匂い、温度も感じることができるそうです。
もうなんでもありですね…

更に特殊なものとして、「デスクトップ感覚」と呼ばれるものがあります。

VRのゲームの中には、VR専用のコントローラーや頭に被るディスプレイがなくても
プレイできるものがあります。
上で書いた「VR感覚」は、その専用の道具を使い、
VR空間上の自分の分身体と自分の体の位置がほぼ同じだから感じることができる感覚です。
しかし一部の人は、専用の道具を使わず、通常のディスプレイ上であっても、
VR空間上の体の部位を触られると、
実際にその部位を触られているように感じるというのです。

信じられません。実際にデスクトップ感覚がある人から初めて聞いたときはとても驚きました。

VR感覚にしても、デスクトップ感覚にしても、
「実際は触られてないのに」脳が触られていると錯覚しているんです。

脳ってどこまでも不思議ですね。

前の記事

今はやりのグランピング

次の記事

自分へのご褒美